【業種別の動向】「会社四季報」2020年1集新春号の業種別ポイントまとめ[秋号との比較で、目について良くなった金属製品、悪くなった鉱業] 

会社四季報、投資本
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対象

書籍:「会社四季報」2020年1集新春号(ワイド版)

出版社: 東洋経済

発売日:2019/12/13 

業種別に掘り下げてみていきます

会社四季報2020年1集号の内容を業種別に掘り下げてみていきます。

新春号の読了後にまとめた、秋号からの全体の傾向の変化を一言でいえば「前号の自動車の不振が全体の足を引っ張っているから変わっていない」でした。

その際の内容はこちら。

今回は、頭から全ページ目を通した際に、目についたところ、引っ掛かったところを業種別にまとめています。

会社四季報の業種のくくりの通りにはなっておらず、また全業種カバーされていません。あくまで全体を通して気になったところのまとめです。その点ご了承ください。

業種別の動向のまとめ

水産

  • 食品は採算向上、水産商事は回復基調

建設

  • リニア工事に遅れ
  • 高速道路関連中心に、道路舗装、橋梁など繁忙
  • 土木好調、資源高・労務費高こなし採算改善
  • マンション建設は競争激化で工事採算悪化
  • ビル空調は各社とも好調
  • 建設資材は好調

鉱業

  • 石炭生産の市況悪化

食料品・小売

  • 冷夏や天候不順による消費マインドの減退
  • 特に冷菓・デザートやビール・飲料全般
  • 豚コレラによる原料高

サービス

  • 技術者派遣は需要旺盛(情報通信・自動車開発など伸長、半導体は✕)
  • ITエンジニア派遣は絶好調
  • 人材派遣は直接雇用進み減少

情報・通信

  • IT投資意欲高い(金融、官公庁、自治体など)
  • 5Gは遅れ気味

不動産

  • 戸建は好伸、マンションはまちまち
  • ビル賃貸は需給タイトで空き室少ない

化学・ゴム

  • 化学品の自動車用途の需要減は想定超
  • タイヤの需要は国内・海外とも弱い

石油

  • 石油精製の製品マージン高水準続く
  • 石油化学の市況軟調、利益急減

鉄鋼

  • 電炉は原料鉄スクラップ安による増益
  • 鋼材需要は鈍く、赤字転落企業が散見

金属製品

  • シャッター受注は過去最高、大型物件向け・物流倉庫向けが好調

半導体

  • 生産調整長引くが回復基調

自動車

  • 全体として落ち込みは想定超
  • 地域別に、日本はまずまず、続いて北米、東南アジアとあまり良くない
  • 他、中国、欧州は悪く、特にインドは想定を超える減速

業種別の動向の一覧

業種別の動向を〇△✕で仕分けをしてみました。あくまで通しで読んでの主観です。

〇(概ね好調)建設、サービス、情報・通信、不動産、金属製品
△(まずまず)水産、石油、半導体
✕(概ね不調)鉱業、食料品・小売、化学・ゴム、鉄鋼、自動車、銀行、証券

前号の秋号との比較で、目について良くなったのは金属製品、悪くなったのは鉱業です。

金属製品は好調な建設や不動産から上に引っ張られ、額に鉱業は不調の自動車から下に引っ張られているように思います。

銀行、証券は特段目についたところはなくコメント拾えていませんが、概ね不調で前号と変わらずとしました。

後書き

一覧まとめから、内需は堅調ですが、前号同様に消費者に近い業種は良くない傾向が読み取れます。

消費増税や天候不順・災害などで落ち込んだ消費マインドの回復は見られません。

一方、企業自身にはお金があり投資意欲は引き続き旺盛です。

全体として、半導体はやや回復基調ですが、自動車の需要減少が想定超で広い業種に影を落としています。

引き続き、会社四季報をフォローしていきたいと思います。

また、お断りですが、

「人は見たいものしか見ない」生き物ですので、業種について偏りや抜け、また情報の曲解も間違いなくあると思います。

その点については、優しい目でご了承いただければ幸いです。

ご参考までに、秋号の業種別まとめはこちらです。

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