【フィールドワーク】DIC川村記念美術館訪問(企業実地調査)

フィールドワーク
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概要

調査対象:DIC川村記念美術館(アイキャッチ画像は美術館建物)

実施日時:2020年8月23日

DIC株式会社(コード4631、印刷インキの世界最大手、旧大日本インキ化学工業)が保有する施設です。株主優待で当社の美術館の優待券をいただいていたので、週末の一アクティビティのつもりで訪問しました。

広大な敷地のうち、DIC総合研究所以外は基本的に解放されていて、美術館やレストランだけでなくテラスや広場もあり庭園の散策も楽しめます。

(広場中央には彫像も)

散策路を歩きながら、一上場企業について、このような恵まれた立地にある研究所に勤務する従業員のこととか、広大な敷地や美術品の価値そのものとか、地域社会に対する貢献とか、思いにふけっていたら、これって美術館訪問というより結局のところ企業の実地調査になってることに気が付きました。

せっかくなので記録に残すことにします。

(湖の対岸から中央に隠れて見えるのが美術館)

アクセス

千葉県佐倉市(千葉と成田の中間くらい)

東京から車で約一時間。

バスが東京駅(有料)やJR佐倉駅・京成佐倉駅(無料)からあります。

訪問日の2020年8月23日時点では、新型コロナ対応のための短縮営業に伴いバスは運休中です。また、美術館の入場は事前予約制で、レストランや庭園のみの利用は出来なくなっています。敷地への入場時に予約の確認と検温がありました。)

(美術館敷地入場口付近)

DIC川村記念美術館

主に創業家である川村家代々の社長が収集した美術品を公開するため1990年に開館しました。

展示品はレンブラント、ルノワール、モネ、ピカソや近代の美術品など。また企画展も開催されていました。

コレクションに何か言えるだけの知見はありませんが、それはさておき、バブルの絶頂期に作った施設をこれまで30年の永きに渡ってしっかり維持管理出来ているというのは素晴らしいと思います。

(この時期、上場企業でも多くの建物、主に研修施設や保養所などが造られました。転売されて再利用されていればまだしも、既に廃墟となってしまっているものもあります。)

庭園散策・レストラン

庭園は約3万坪だそうで、俗にいう東京ドームでいうと2個分強の広さがあります。

中央に噴水が上がる湖があり、遊歩道が整備されていて(歩いた範囲では)ゴミ一つ落ちていないほどしっかり管理がされています。

(庭園中央の湖)

散策中一体ここの土地はいくらの価値があるんだろう、固定資産税もバカにならないかな、仮に坪5万円としても15億円、仮にこれが評価額だとして固定資産税は2千万、などとつまらないことを考えていました。(数字は適当です。実際とは違うと思います。)

(散策中にあったテラス右奥)

いずれにしても会社の規模からすればそう大きな額ではないし、時間とともに積み上げてきた地域社会への貢献の価値のほうがよっぽど大きいのではないかと思います。

美術館とは別棟で敷地内に「ベルヴェデーレ」というレストランがあります。休日に美術館に行って庭園があってそこのレストランでランチというのは心穏やかで至福のひと時です。

そちらでパスタランチをいただきました。シラスと地元野菜のペペロンチーノにスープ・パン・サラダ・小菓子が付いたプレートで1300円でした。(失態です。写真を撮り損ねました。)

(この先は研究所施設で立入不可)

後記

株主優待をいただいたので美術館に行ってみよう、というのがきっかけで、結局はその企業の一端を垣間見る良い機会となりました。

帰ってから有価証券報告書(2019年12月期)を確認してみました。

事業所の上から5番目の総合研究所(千葉県佐倉市)の部分が今回訪れた美術館周りの敷地一帯と思われます。土地の帳簿価額は28億円、面積は26万㎡で庭園3万坪(約10万㎡)の約2.5倍の広大な敷地でした。

美術品について、帳簿上は以下の通り期末時点で全社資産項目約450億円の一部となっています。

過去(2013年)には100億円を超える売却益を計上したこともありました。時価は果たしてどれほどなのでしょうか。

最後に美術館と庭園、研究所の全体像です。

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