概要
日時:2019年9月23日(祝日) 10:00~14:00
会場:東京商品取引所(日本橋堀留町)
主催:岡安商事株式会社(為替ライフ)
参加者:45名程度
主な流れは以下のとおり。
- 10:00CX・FXの基本ルール
講師:小粥 大地氏(岡安商事)
CX(商品先物取引)・FX(為替証拠金取引)の基本的な知識やルール
- 10:55トークセッション第一部
大橋ひろ子氏、ちょいワル先生(為替ライフセミナー講師)のコラボセッション
2019年の振り返り
主に米金利・米中貿易・英EU離脱・米イラン対立について解説
- 11:25昼食
- 12:25ちょいワル式トレード
講師:ちょいワル先生
実践的なテクニカルセミナー
- 13:25トークセッション第二部
大橋ひろ子氏、ちょいワル先生のコラボセッション
2019年の今後の見通し
- 14:00閉会
これは知っておきたいテクニカルチャートのポイント
ちょいワル式トレードのセッションではA4で50ページ以上の厚い冊子が配られ、多くの実例に基づいて解説がありました。
その中で、相場三原則とここだけはというテクニカルのポイントをまとめました。
相場三原則
①ファンダメンタルズ 25%
②テクニカル 25%
③自己(リスク)管理 50%
必ず逆指値を入れる。
思った方向に動いて(利益が乗って)いる場合、
それに合わせて、逆指値を引き上げる。
複数枚でエントリーしている場合は、チャートのポイントで枚数を減らして利益を確定していくのも良い。
一目均衡表
シンプルに、
雲を上に抜けて、転換線が基準線を下から上に抜けたポイントが買い(売りはその逆)。
ローソク足
時間軸を変えてみると景色が変わる(デイトレ、中長期など、トレードのスタイルに合わせる)。
複合型
テクニカルは組み合わせてみるのが良い。
いろいろあるなかで一目均衡表と200日移動平均線の組み合わせが最高。
ちょいワル理論
主にFXのデイトレの場面で、
イベントによる急騰・急落は出来高急増を伴い、その出来高が落ち着いたところで売戻・買戻しを狙う。
週末の報道等により、週明けに空いた窓の窓埋めをデイトレで狙う。
紹介できたのはほんの一部で、また、資料の無断転載は差し控えさせていただいているため、イメージつかめない部分もあるかもしれません。
定期的に、月一以上のペースで、ちょいワル先生のセミナーは行われているようですので、一度参加してみるのもお勧めです。

その他のポイントまとめ
テクニカルのセッション以外の部分について、気になったところのまとめです。
- 最近の傾向として、雇用統計でFXが動かなくなった。
- 上昇した金のチャートは6月に一目均衡表の雲と200日移動平均線を抜け最強パターンだった。
- 経済指標は、その前のブラックアウト期間の直前の要人発言に注意する。その通りになる傾向がある。(発表直前に相場の雰囲気の転換があれば、転換の逆【=元のシナリオ】に賭けるエントリー。)
- 英EU離脱の話はすぐにはまとまらない。ポンド/ドル、ユーロ/ドルの売り推奨。
後記
今回、大橋ひろ子氏とちょいワル先生とのコラボは初の試みとのことでしたが、トークセッション中の掛け合いの息もあっていて、時間が経つのはあっという間でした。
休憩中は、主催の岡安商事の社員の方々が席を回って、個別の質問にも対応していただけました。口座開設につなげたいというのがあるので、めんどうに思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、しつこいこともなく丁寧で気持ちの良い対応でした。
また、無料のセミナーにも関わらずお弁当付きで、セミナーの内容ともども大満足の三連休最終日でした。
