概要
日本ドライケミカル株式会社(防災エンジニアリング会社。防災設備の設計・施工、消火システム、消火・防災設備の保守点検サービス、各種消火器・防災製品の販売、消防自動車の製造・販売を営む。)
第68期:2020年3月期
定時株主総会:2020年6月28日 10時
インターネット議決権行使:不可(三井住友信託銀行)
議決権行使の方法:総会出席
議決権行使
議決権行使の内容は以下の通り。
会場
日本ドライケミカル株式会社会議室
田端ASUKAタワー14階 (田端駅徒歩1分)
当初、豊島区の南大塚ホールで予定されていましたが新型コロナの影響で閉館となり、当社会議室に変更されました。
決して広くない会場に席は30席で隣との間隔も空いておらず、出席者は20名程度と、出席した他の株主総会会場と比べ密でした。
その他、新型コロナのため以下のような対応がとられていました。
- アルコール除菌(入場時)
- 検温(入場時)
- 株主、スタッフともマスク着用
- 議長席の前に透明のアクリル板

株主総会
監査手続き継続中
通常、冒頭に監査報告がありますが、新型コロナによる遅れのため監査手続きは継続中で未了のため監査報告と、それに続く事業報告はありませんでした。
このため、招集通知においても事前にお知らせされていた通り、後日改めて本総会の「継続会」を実施する予定です。(現時点で2020年7月29日に開催予定となっています。)
総会の進行は社長により口頭で進められました。
議案決議
議案説明
議案については、上に貼ってある議決権行使をよろしければご参照ください。
Q&A
数名からの質問に応じる形で質疑が行われました。以下に概要を記していますが、聞き取りおよびメモの取り間違いはご容赦ください。(括弧)内は筆者の理解に基づく補足です。

決算作業の遅れの原因は何か。
企業によるものか、監査法人によるものか。

具体的には、売掛金の確認の遅れていることが原因で、お客さま事由によるものである。
事業報告については継続会でさせていただく。

投資キャッシュフローを確認しているが、当社としては大きな額の貸付と投資を実施しているがその内容は。

韓国のマステコ社に関する貸付けおよび投資である(2020年3月16日に子会社化)。
このための借入金により、バランスシートが膨らんでいる。
マステコ社は、消防機器メーカーであり、共同で開発をするなど業務提携を行っている。
1~3年で実を結ぶことを期待している。

働き方改革などは実施しているか。

新型コロナへの対応としてテレワークを実施している。今後もありと考えている。
なお、新型コロナによる大きな影響は出ていない。
採決
出席者の拍手によって形式的に採決が行われ可決されました。
10:25に閉会。
後記
当初予定していた会場が使えなかったため、当社オフィスの会議室で開催されました。仕方がない部分もありますが、新型コロナ禍ですので、もう少し間隔をあけて席を配置するなどしていただきたかったです。
主に今回の韓国のマステコ社の子会社化により、2020年3月期末の会社資産は420億円と前期末から1.5倍に増えています。このM&Aが成功裏に進み、見込んでいる成果が出ることを期待します。
