概要
株式会社システム情報(システム開発会社。保険・流通サービス・金融分野を中心に業務アプリ・基盤の設計・開発・維持、ソリューションビジネスを展開。)
第41期:2020年9月期
定時株主総会:2020年12月22日 10時
インターネット議決権行使:不可(三井住友信託銀行)
選択した議決権行使の方法:総会出席
議決権行使
議決権行使の内容は以下の通り。
会場
時事通信ホール (東銀座駅徒歩1分)
新型コロナ対応のため、120席の半分を座れる形で準備されていました。
出席者は12人程度で、会社関係者が多かった印象です。
その他、入場時の検温やアルコール消毒など基本的な対応がとられていました。

株主総会
事業報告
報告の形式
スクリーン投影とナレーションで行われました。所要時間は8分くらいです。
報告内容
主に以下のような説明がありました。
- 増収増益だが(新型コロナによる)プロジェクトの凍結や縮小により伸び悩む。
- 中途社員を積極的に採用しているものの販管費は抑制している。
- 株主還元について配当性向35%の会社方針を超える配当を実施。優待はこれまで通り(クオカードと抽選で10万円旅行券)。
- 安定成長のためのストックビジネスの拡大と収益性向上のため不採算ビジネスへの対応を実施していく。
議案決議
議案説明
議案については、上に貼ってある議決権行使をよろしければご参照ください。
Q&A
1件の質疑が行われました。以下に概要を記していますが、聞き取りおよびメモの取り間違いはご容赦ください。(括弧)内は筆者の理解に基づく補足です。

業績の伸びが鈍化しているが、5年後(の中期的に)はどのような会社にしたいと考えているか。

確かに鈍化していると認識している。残念ながら下期の4月以降落ち込んでおり(経営の責任として)反省している。
今後DX等の動きに乗っていかなければならないと考えているが、(プロジェクトへの対応が)これまでと違った動きとなっている。
具体的には、
これまでシステムを作る仕事を大人数で勧めてきた。(例えば1人のエースにスタッフが多数ついて進めていくイメージ。)
昨今はシステム規模が小さく早く試行錯誤の連続となっており、エースが多人数いないと回らない。これに対応するための社員数や教育がキーになっている。
規模としては売上300億円(今期の会社予想は130億円)を目標としている。
採決
議案ごとに、議決権行使書、インターネット等も合わせ原案通り可決されました。
10:26に閉会。
後記
役員の様子はシステム業界によくあるラフな感じはなく固めの印象で、議長を務めた社長はいかつい感じでした。
アイキャッチは時事通信ビルの外観です。
