概要
イー・ガーディアン株式会社(ネットセキュリティサービス会社。ブログ・SNS・掲示板などの投稿を監視サポートする投稿監視業務、ゲームサポート、AIソリューション、脆弱性診断・デバッグ業務、サイバーセキュリティ支援等を営む。)
第23期:2020年9月期
定時株主総会:2020年12月17日 10時
インターネット議決権行使:可・旧来型(三井住友信託銀行)
選択した議決権行使の方法:総会出席
議決権行使
議決権行使の内容は以下の通り。
会場
メルパルク東京 瑞雲の間 (芝公園駅徒歩2分、浜松町駅徒歩8分)
新型コロナ対応のため、200人は入れそうな広く天井も高い会議室に3人掛けのテーブルに1人ずつ座る形で50席ほど準備されていました。
出席者は20人弱で、年配の個人投資家が多かった印象です。(スタッフの話では昨年は8~9倍とのことでした。)
その他、入場時の検温やアルコール消毒など基本的な対応がとられていました。

株主総会
事業報告
報告の形式
映像とナレーションで行われました。
報告内容
映像に続いて、議長である社長より対処すべき課題について以下のような説明がありました。
- 人材について、インターネットの習熟度を重視し、採用及び向上を実施していく。
- システム及び内部管理体制の更なる強化を推進する。
- 事業領域の拡大として、基盤強化や規模拡大、並びにM&Aの活用に取り組む。
議案決議
議案説明
議案については、上に貼ってある議決権行使をよろしければご参照ください。
Q&A
数件の質疑が行われました。以下に概要を記していますが、聞き取りおよびメモの取り間違いはご容赦ください。(括弧)内は筆者の理解に基づく補足です。

株価について、2年前の高値を抜けていないが、時価総額の目標はどのくらいか。
また、役員は株価を見て(経営して)いるか。

(数字として)コミットはできないが、成長により上げていく。
毎日株価は見ている。
確実な成長を続けていくことで、2年前の高値を超えられると考えている。

知名度が低いように見えるが、IRに力を入れるべきではないか。

これまではBtB向けの対応をしてきたが、今後より幅広くサービスを知っていただくことを考えている。
業界では知らない人はいない自負はあるが、株式市場では未だと認識している。この点について、軸を変えていく。

業績から考えて、PERなど(から見た株価の)評価が低い。

期待値を上げていけるようにブランドのイメージを上げ、サービスも変えていく。
長期的にはここに投資して良かったと思う時が来る。

取締役1名減員の背景について説明がないがどのようなことか。
また、今後の取締役会(の運営やメンバーの構成)についての考えなど教えてほしい。

本人の一身上の都合による辞任のため、理由は差し控えたい。特に支障はない。
(取締役会については)女性やESGの視点も含め役員会の在り方を考え経営をしていく。

株式を分割すれば人気が出るのでは。

管理コストと勘案しながら検討する。
タイミングは申し上げられないが、分割の余力はあるし(その機会があるのは)認識している。
採決
議案ごとに、議決権行使書、インターネット等も合わせ承認・可決されました。
10:40に閉会。
後記
社長の服装はIT業界ということもあるのかもしれませんが若々しい格好でした。話しぶりはおとなしい印象です。
アイキャッチはメルパルク東京近くの旧台徳院霊廟惣門です。天気も良くバックの東京タワーが気持ち良さそう。
