概要
株式会社極洋(水産商事・冷凍食品会社)
第96期:2019年3月期
定時株主総会:2019年6月25日
議決権行使の方法:インターネット
議決権行使の基準
暫定版ですが、以下の基本方針に基づいて議決権行使いたします。
議決権行使の結果
第1号議案:剰余金の処分の件:賛成
一株当たりの配当金70円(中間配当無、総額約8億円)
前期の60円から10円(17%)の増配
配当性向約26%
(自社株買いについてのリリース無し)
第2号議案:取締役12名選任の件:反対
第3号議案:補欠監査役1名選任の件:反対
第2~3号議案について、取締役・監査役の選任に関する議案は一括で、選任後の全体像で判断する。
独立した社外取締役の割合は基準としている1/3を満たしていない(2/12)。
女性の比率が低く、また、選考理由の説明について過去の役職の羅列が主で具体性の観点で物足りない。
全体として改善を望み、提案に同意しない。
後記
招集通知に事業報告をA4見開き6ページにまとめた冊子が同封されていました。簡潔にまとめられているので、議決権行使の参考になります。

期末の現金等残高は約46億。
配当性向は基準としている30%を下回っているが、来期は31億円(今期は21億円)の設備投資を主に生産工場関連で予定しており、バランスとしては適当ではないかと考える。
営業利益率が長らく1%台と低迷しているが、中期経営計画「Change Kyokuyo 2021」では高収益構造への転換をはかり企業価値の向上を目指しており、その目標値2%の実現を期待する。