概要
マルハニチロ株式会社(水産国内最大手・食品メーカー)
第75期:2019年3月期
定時株主総会:2019年6月26日
議決権行使の方法:インターネット
議決権行使の基準
暫定版ですが、以下の基本方針に基づいて議決権行使いたします。
議決権行使の結果
第1号議案:剰余金の処分の件:反対
一株当たりの配当金40円(中間配当無、総額約21億円)
前期から据え置き
配当性向約13%
(自社株買いに関するリリース無し)
https://www.maruha-nichiro.co.jp/corporate/management/policy/medium_term.html
マルハニチロホームページ「Innovation toward 2021」
第2号議案:取締役10名選任の件:反対
第3号議案:監査役1名選任の件:反対
第2~3号議案について、取締役・監査役の選任に関する議案は一括で、選任後の全体像で判断する。
独立した社外取締役の割合は基準としている1/3を満たしていない(3/10)。
女性の比率が低く、また、選考理由の説明について過去の役職の羅列が主で具体性の観点で物足りない。(長年取締役に従事されている方が多く見受けられるため、その間の取締役としての実績など書いてもよいのではないか。)
全体として改善を望み、提案に同意しない。
株主優待
招集通知に株主優待の案内が同封されていました。
「水産缶詰詰合わせ」は鉄板です。

配当性向は基準としている30%を下回っている。
期末の現金等残高は約120億。
招集通知冊子のP40に剰余金の配当等の決定に関する方針があるが、「経営体質の一層の強化を徹底して、財務面での充実を図りつつ、経営環境を見極めながら安定配当を継続的に実施していくことを基本方針としております。」では、(申し訳ないが)今後、何を目標にどのように進めようとしているのかわからない。
2018年度からスタートしている中期経営計画「Innovation toward 2021」の中で約1100億円の設備投資を実施、内、約500億円を成長投資に振り分けるとあるが、進捗の見える化を望む。