概要
平安レイサービス株式会社(冠婚葬祭サービス)
第50期:2019年3月期
定時株主総会:2019年6月24日
議決権行使の方法:総会出席
議決権行使の基準
暫定版ですが、以下の基本方針に基づいて議決権行使いたします。
議決権行使の結果
第1号議案:剰余金の処分の件:反対
一株当たりの配当金12円(通期で28円、総額約4億円)
前期の24円から4円(17%)の増配
配当性向約27%
期末の現金等残高約110億円
(自社株買いについてのリリース無し)
第2号議案:取締役7名選任の件:反対
第3号議案:監査役1名選任の件:反対
第2~3号議案について、取締役・監査役の選任に関する議案は一括で、選任後の全体像で判断する。
独立した社外取締役の割合は基準としている1/3を満たしていない(2/7)。
選考理由の説明がない(選考理由の記述の欄そのものがない)。
全体として改善を望み、提案に同意しない。
現金等残高は今期末の約110億円に対し、5期前の2014年3月期末までは60億円前後であった。
事業の内容からも推測されるが、営業利益および営業キャッシュフローは非常に安定している。売上高は緩やかな増加傾向で、高い営業利益率(2割弱)を維持している。
資金のニーズとして、来期の設備投資は16億円と今期の13億円から2割増加する計画であり、収益拡大のための設備投資の拡大は好意的に捉えているが、それでも現在の現金等残高は過大に見える。
配当性向の水準を、現在目標としている30%から、より高いところに設定すべきではないか。