概要
セントケア・ホールディング株式会社(ヘルスケアサービス)
第37期:2019年3月期
定時株主総会:2019年6月25日
議決権行使の方法:インターネット
議決権行使の基準
暫定版ですが、以下の基本方針に基づいて議決権行使いたします。
議決権行使の結果
第1号議案:剰余金処分の件:賛成
一株当たりの配当金14円(中間配当無、総額約3億円)
前期の12.67円から1.33円(約10%)の増配(増配継続中)
配当性向約37%
期末の現金等残高約42億
(自社株買いについてのリリース無し)
第2号議案:定款一部変更の件:賛成
取締役副会長のポジション新設
特に異を唱えるものではない。
後記
取締役・監査役の選任の議案がないため以下にメモを残します。
独立した社外取締役の割合は基準としている1/3満たしている(3/9)。
業績は事業の内容からも推測されるが比較的安定しており、拠点数の増加に伴い毎年売上高も増加し、営業利益率も5%前後の水準を維持している。
この事業から得られる営業キャッシュフローはおおむね20億円水準で、過去の実績から推測する設備投資等の資金のニーズ10億円程度と比較すれば十分に余力がある。それを、ここ2年は積極的に借入金の返済に充てている(年平均8億円)が、自己資本比率も50%に近付いているのが現状である。
企業の価値向上のためには、拠点数の増加の加速が望まれる。質の維持やリソースの制約からある程度のペースにはならざるを得ないと考えるが、それでも2020年3月期の新規の出店数は今期の12店舗の2倍以上の28店舗を計画している。
配当性向の水準を今より上げる余力はあるとみているが、積極的な新規出店による事業の拡大姿勢を評価し、提案に同意する。