【議決権行使】2914 JT 第36期:2020年12月期 賛成:1/2 [最優先としている中長期で利益成長に繋がる事業投資に期待]

2914 JT
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概要

日本たばこ産業株式会社(世界4位のタバコ販売会社。「多様な価値を提供するグローバル成長企業」を目指し、グローバル展開の「たばこ事業」を中核に医薬・食品事業を営む。)

第36期:2020年12月期

定時株主総会:2021年3月24日

インターネット議決権行使:可(三菱UFJ信託銀行)

選択した議決権行使の方法:インターネット

議決権行使の基準

以下の基本方針に基づいて議決権行使いたします。

議決権行使の結果

招集通知と同封されている資料があればそれを基に議決権の行使を行っています。

それら以外では、マネックス証券の銘柄スカウターや当社の決算短信、ある場合には決算説明資料等も参考にしています。

第1号議案:剰余金の処分の件:反対

配当関連指標

一株当たり配当77円通期154円総額約2700億円
前期配当154円増減配変わらず
配当性向88%
自社株買い無し

資本関連指標

営業CF5200億円(5期平均)4600億円
投資CF+50億円(5期平均)-3100億円
設備投資1100億円(5期平均)1300億円
現預金残高5400億円(5期前)5300億円
投資有価証券*370億円
有利子負債9600億円(5期前)2600億円
自己資本比率47%(5期前)54%
ROE12.0%(5期平均)14.3%
*有価証券200億円を含む

投資CFのマイナスは、例年1300億円前後の設備投資と主にM&A等の事業投資資金の増減で0~7千億円と年よる幅が大きい。

一方、営業CFは過去10年くらい4~5千億規模で安定している。

提案の2020年12月期配当は2019年から据え置かれているが、今期は年間130円(-16%)と減配の見込み。

減配見込みに対する評価について、営業CFは安定しており、今後の事業投資の内容と金額次第と考える。

「経営計画2021」において、経営配分の見直しやたばこ事業で–Heated tobacco stickへの優先的な事業投資、というようなことは書かれているが、企業全体として、今後どの程度の金額の規模の事業投資で、どの程度の成長を描いているのかわからない。

前期の議決権行使の際にも事業の拡大が収益の拡大に繋がるか注視していく、としていたが、なかなか目指す姿が見えてこない。

提案の配当金額について異論はないが、経営配分の見直しの先の姿について情報の共有が欠けており、提案には同意しない。

第2号議案:取締役1名選任の件:賛成

今回、取締役9名のうち1名が辞任し、その補欠として1名選任する提案。

独立した社外取締役の割合は基準としている1/3を満たしている(3/9)。

女性取締役は2名。

取締役候補者について選任理由が丁寧に記載されており好感が持てる。また、説明にあるグローバルベースの知見を政治学リスク下の経営に反映するという役割にも期待したい。

一方、これは前期から変わらないが、メンバー構成として、需要の減退が見込まれるたばこ事業以外の医療や食料品については伸びを期待したいところであり、医薬は悪化、食料品は頭打ちとなっていることから、これらの分野について少なくとも1名は外部から招聘することを望みたい。

総合的に鑑み、提案には同意する。

総評

今回、コロナ禍で心配していた営業キャッシュフローについて特に大きな落ち込みがあったわけでもない環境で、今期(2021年12月期)の減配のリリースがありました。

おそらく総会の中でも何かしら質問が出るのではないかと思いますが、配当金額そのものよりも、経営資源配分⽅針の中で最優先としている「中⻑期に亘る持続的な利益成⻑に繋がる事業投資」をどのように実行し成長にもっていくか、描いている将来の絵姿をしっかり共有してほしいと思います。

2914 JT
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