【業績レビュー】3099 三越伊勢丹 2019年3月期 [業績回復の見込みは薄いと判断し、後ろ髪をひかれる思いで保有ポジションをクローズいたしました]

3099 三越伊勢丹
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業績レビュー

低迷しています。

以下の表は過去10期の利益周りのデータです。(マネックス証券の銘柄スカウターを使って日常的に企業の分析をしています。他に、四半期業績推移・キャッシュフロー推移・業績予想修正履歴・配当履歴など、企業業績の分析に非常に優れていて、今やこれ無しでは生きていけないツールになっています。)

2019年3月期の売上高営業利益率は約2.4%で、スーパーと同程度か下手すると低い水準です。 百貨店ビジネスは高付加価値と勝手に期待しているだけかもしれませんが。2020年3月期予想も約2.5%で変わりません。

(マネックス銘柄スカウターより引用)

以下のとおり議決権を行使していますが、その中で確認する限り、コーポレートガバナンスに問題があるようには見えません。

一方、事業について、不採算店の閉店では抜本的な解決にはなっていないようですし、中期経営計画進捗の核としているビジネスモデルの革新(ECとの融合)は腹落しませんでした。

もちろん一零細株主が腹落しようとしまいと、事業については経営がわかっていてしっかりやってくれれば良いのですが、データの提示・説明が不十分で、これで業績が回復する見込みがあるとは判断できません。

三越伊勢丹の強みは店舗のロケーションだったり、ブランド力とそれを求めている(世代としては一番お金を持っている)高齢者層や(価値にお金を惜しまない)富裕層ではないかと考えていますが、中期経営計画を拝見する限り、それらの強みを活かした展開にはなっていないように考えます。

数値で改善のイメージがつかめず、足元のROE約2.3%、ROA約1.1%の水準から変わらないとすれば、投資対象の一つとしてホールド継続するのは難しいです。

アクション

百貨店の中で一番愛用しているのは三越で、インバウンドの期待などでそこそこのポジションを保持していた時期もありました。

最近は業績が芳しくなく、持株数に応じた株主優待もありますが、徐々に減らしてきていました。

今回、丁寧に決算説明資料にあたり、株主総会にも参加しましたが、業績回復の兆しを見つけることができませんでした。

株主優待に後ろ髪をひかれる思いがありましたが、業績回復の見込みは薄いと判断し保有ポジションをクローズいたしました。

できる範囲で引き続きフォローと応援をしていきます。

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