【議決権行使】3420 ケー・エフ・シー 第57期:2021年3月期 賛成:0/3 [資本政策の包括的な理解につながるような説明が欲しいところ]

3420 ケー・エフ・シー

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概要

株式会社ケー・エフ・シー(建設資材メーカー。建築用ファスニング資材、土木資材、建設工事の3事業。「あと施工アンカーボルト」のパイオニアとして業界を牽引。トンネルの掘削工法NATM用のロックボルトや遮水シートなどトンネル補修・補強資材を供給。)

第57期:2021年3月期

定時株主総会:2021年6月18日

インターネット議決権行使:可(三菱UFJ信託銀行)

議決権行使の方法:インターネット

議決権行使の基準

以下の基本方針に基づいて議決権行使いたします。

議決権行使の結果

招集通知と同封されている資料があればそれらを基に議決権の行使を行っています。

それら以外では、マネックス証券の銘柄スカウターや当社の決算短信、ある場合には決算説明資料等も参考にしています。

第1号議案:剰余金の処分の件:反対

配当関連指標

一株当たり配当80円通期中間配当無総額6億円
前期配当70円増減配+10円
配当性向26%
自社株買い無し

資本関連指標

営業CF6億円(5期平均)18億円
投資CF-5億円(5期平均)-5億円
設備投資2億円(5期平均)1億円
現金等残高44億円(5期前)17億円
投資有価証券36億円
有利子負債6億円(5期前)27億円
自己資本比率68%(5期前)48%
ROE13.6%(5期平均)14.1%

投資CFのマイナスは5期平均でおよそ5億円。設備投資は1~2億円程度で、当期は機械装置やソフトウェアに係るものとなっている。

営業CFはおそらく工事の進捗等に大きく影響されているため年によるばらつきが非常に大きいが、5期平均で18億円となっており、設備投資や配当の水準からすれば十分に余力がある。

その余剰を投資有価証券に充てるとともに、有利子負債の返済を進めている模様。

添付の決算説明会資料に配当性向を2023年度30%以上目標とあるが、何故そこまで待たないと実施されないのかわからないし、続く中期経営計画資料においてもROEの目標値(15%)やM&Aへの言及はあるが資本政策の包括的な理解につながるような説明はない。

説明が不十分であると考え、提案には同意しない。

(決算説明会資料より抜粋、P18)

第2号議案:取締役9名選任の件:反対

第3号議案:監査役3名選任の件:反対

第2~3号議案について、取締役・監査役の選任に関する議案は選任後の主に取締役会の全体像を基に一括で判断する。

独立した社外取締役の割合は基準としている1/3を満たしていない(2/9)。

女性取締役は1名。

取締役候補者についての選任理由の説明は、特に社外取締役において丁寧にされており好感が持てる。

一方、中期経営計画は目標としている数字と施策のつながりは示されていないなど理解には至らず、また、対応すべき課題の説明からは何が課題なのかわからない。

経営もしくは経営企画の観点から物足りず、総じて、提案には同意しない。

総評

事業そのものは競争力があるように見受けられるし、国土強靭化の観点からも期待できると思います。

一方のIRについて、決算説明や中期経営計画説明などはもうひと工夫欲しいところです。

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