概要
東京特殊電線株式会社(古河電工子会社の電線メーカー)
第101期:2019年3月期
定時株主総会:2019年6月27日
議決権行使の方法:郵送(インターネット未対応)
議決権行使の基準
暫定版ですが、以下の基本方針に基づいて議決権行使いたします。
議決権行使の結果
第1号議案:剰余金処分の件:反対
一株当たりの配当金30円(通期で60円、総額約4億円)
前期から変わらず
配当性向約22%(方針見つけられず)
(自社株買いに関するリリース無し)
第2号議案:取締役8名選任の件:反対
第3号議案:監査役1名選任の件:反対
第2~3号議案について、取締役・監査役の選任に関する議案は一括で、選任後の全体像で判断する。
独立した社外取締役の割合は基準としている1/3を満たしてない(2/8)。
取締役に女性がいない模様で、また、選考理由の説明については過去の役職の羅列が主で具体性の観点で物足りない。
全体として改善を望み、提案に同意しない。
決算短信にキャッシュフロー表が見当たらない。バランスシート上の確認では、現預金、預け金、投資有価証券の期末の残高は約86億円となっている。資金のニーズとして足元の設備投資、研究開発費はそれぞれ年間13億円、2億円の規模であり、バランスを欠いているように見える。
自己資本比率は約60%と高く、基準としている配当性向30%も下回っているため、提案には同意しない。