【議決権行使】6291 日本エアーテック 第48期:2020年12月期 賛成:3/7 [新型コロナの特需による増収増益、その先は]

6291 日本エアーテック
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概要

日本エアーテック株式会社(クリーンエアシステム専門メーカー、国内最大手。クリーンルーム、エアーシャワー、クリーンブース、クリーンベンチ、バイオハザードシステム等の空気清浄装置・機器の製造・販売。)

第48期:2020年12月期

定時株主総会:2021年3月29日

インターネット議決権行使:可(三井住友信託銀行)

選択した議決権行使の方法:総会出席

議決権行使の基準

以下の基本方針に基づいて議決権行使いたします。

議決権行使の結果

招集通知と同封されている資料があればそれを基に議決権の行使を行っています。

それら以外では、マネックス証券の銘柄スカウターや当社の決算短信、ある場合には決算説明資料等も参考にしています。

第1号議案:剰余金の処分の件:反対

配当関連指標

一株当たり配当33円通期中間配当無総額3億円
前期配当22円増減配+11円
配当性向29%
自社株買い無し

資本関連指標

営業CF9億円(5期平均)4億円
投資CF-8億円(5期平均)-3億円
設備投資7億円(5期平均)3億円
現預金残高59億円(5期前)53億円
投資有価証券1億円
有利子負債6億円(5期前)6億円
自己資本比率64%(5期前)67%
ROE10.3%(5期平均)5.5%

投資CFのマイナスは、主に設備投資の動きに沿って年による増減があるが、営業CFがそれを上回る水準で、フリーCFは概ねプラスで推移している。

現預金残高は主にこれまでの利益の積み上げによるものと思われるが、60億円近くと売上の6か月分程度となっており、事業規模に比して潤沢。

当期は前期から約3倍の増益で、配当は5割増。配当の33円には新社屋竣工等による8円の記念配当を含んでいる。

増益は新型コロナによる一時的なものとはいえ、特段資金を抱え込む理由がなければ、配当はもう少し増やしても良かったのではないか。

還元の方針が見えないのでそのあたりも物足りない。

総じて、提案には同意しない。

第2号議案:取締役(監査等委員である取締役を除く。名選任の件:反対

第3号議案:監査等委員である取締役2名選任の件:反対

第4号議案:補欠の監査等委員である取締役1名選任の件:反対

第2~4号議案について、監査等委員会設置会社は、改選の対象となっていない監査等委員である取締役2名も含めた選任後の全体像で、合わせて判断することとしている。

今回、取締役(監査等委員である取締役を除く。)は6名から1名減員し、監査等委員である取締役3名と併せ、取締役は8名となる。

独立した社外取締役の割合は基準としている1/3を満たしている(3/8)。

女性取締役はいない模様。

候補者について一人一人の選任理由が丁寧に記載されており好感が持てる。

独立した社外取締役3名(内、監査等委員である取締役2名は今回の改選の対象外)について、当社における社歴がそれぞれ、8年、10年、6年、と長く、また、そのうち1名は社長の叔父ということで、あまり好ましい状態には見えない。硬直的な財務施策からみても、1名は財務周りの専門家を入れてほしい。

総合的に鑑み、提案には同意しない。

第5号議案:取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬額設定の件:賛成

第6号議案:監査等委員である取締役の報酬額設定の件:賛成

第7号議案:取締役(監査等委員である取締役を除く。)に対する譲渡制限付株式付与のための報酬決定の件:賛成

概ね増額の提案になる。

足元の業績から特に異を唱えるものではない。

総評

新型コロナの特需により、増収増益となっています。

一方、対処すべき課題等も確認していますが、その先の事業運営について具体的な数値目標などの提示がなく、今後の事業展開が見えません。

事業計画等のより一層の開示を期待いたします。

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