【議決権行使】7065 ユーピーアール 第42期:2020年8月期 賛成:2/4 [同業他社とのパレット回収協力によるコア事業の効率化期待]

7065 ユーピーアール
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概要

ユーピーアール株式会社(物流機器のレンタル会社。パレットプールシステムを中心とした物流事業、輸送情報のトレース・管理等のコネクティッド事業を展開。)

第42期:2020年8月期

定時株主総会:2020年11月25日

インターネット議決権行使:不可(三菱UFJ信託銀行)

選択した議決権行使の方法:郵送

議決権行使の基準

以下の基本方針に基づいて議決権行使いたします。

招集通知

議決権行使の結果

招集通知と同封されている資料があればそれを基に議決権の行使を行っています。

それら以外では、マネックス証券の銘柄スカウターや当社の決算短信、ある場合には決算説明資料等も参考にしています。

第1号議案:定款一部変更の件:賛成

執行役員制度を導入するための修正。

ガバナンスの強化や経営の機動力向上、組織の活性化を目的としている

特に異を唱えるものではない。

第2号議案:取締役9名選任の件:反対

第3号議案:監査役1名選任の件:反対

第2~3号議案について、取締役・監査役の選任に関する議案は選任後の主に取締役会の全体像を基に一括で判断する。

独立した社外取締役の割合は基準としている1/3を満たしている(3/9)。

女性取締役はいない模様。

取締役候補者についての選任理由の説明が通り一遍の内容で具体性に欠けている。ガバナンスが有効に機能している取締役会というイメージは伝わらない。

剰余金の処分については取締役会の決議としているため、その内容および収益状況についてもここで合わせて確認する。(基本データは欄外)

営業CFは右肩上がりだが投資CFのマイナスがそれを上回っており、長期の借入によって賄っている。

設備投資は主にパレット等物流機器のレンタル資産取得となっており、事業規模の拡大に直結する投資を行っている。資金のニーズは高い。

剰余金の処分について、配当性向は10%と高くないが、成長過程の当社においては十分。

一方の、取締役・監査役の選任については、事業拡大に伴い資金のニーズが高い当社において財務周りが弱いように見受けられる。また、先の理由により総じて提案には同意しない。

配当関連指標

一株当たり配当13円通期中間無総額1億円
前期配当(分割修正後)8円増減配+5円
配当性向10%
自社株買い無し

資本関連指標

営業CF33億円(4期平均)23億円
投資CF-42億円(4期平均)-29億円
設備投資47億円(2期平均)46億円
現金等残高37億円(3期前)27億円
投資有価証券6千万円
有利子負債92億円(前期)76億円
自己資本比率34%(前期)35%
ROE15.7%(3期平均)13.9%

第4号議案:退任取締役及び退任監査役に対する退職慰労金贈呈の件:賛成

株主総会の決議の内容を取締役会に一任というのは好ましいと考えていないが、ここ数年の業績を鑑みれば、支給について特に異を唱えるものではない。

議決権行使のための取り組み

議決権行使のための情報開示については、内容そのものや読みやすさなど、企業によって大きな差があります。

主に招集通知とその他の同封資料は企業側から株主に対するメッセージと考えていますが、それらが個人の零細株主目線で、議決権行使をするにあたってどれだけわかりやすいものになっていたかを何らかの形で記録として残したいため、上から目線で恐縮ですが、自身の判断で評価させていただきました。

A・B・C・Dの4段階です。

判定:C

今回のユーピーアールの招集通知は文字のサイズは大きめで読みやすい部類に入りますが、内容は最低限入れておくべきものにとどまっています。

別紙として主に中期経営計画を作成したので見てほしい旨の社長からのメッセージがあります。

中期経営計画の中ではESGの取り組みとして地域のスポーツへの貢献なども挙げられています。是非、招集通知などで定期的な活動報告をしていただければと思います。また同業他社とのパレット回収協力はコア事業の効率化につながるものと期待しています。

一方、対処すべき課題について、それぞれの事業の取り組みは書かれていますが、企業の経営課題としては物足りません。

総合的に鑑み、C判定とさせていただきました。

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