【議決権行使】7520 エコス 第56期:2021年2月期 賛成:1/5 [安定した営業利益の過半を吹き飛ばす減損損失]

7520 エコス
スポンサーリンク

概要

エコス株式会社(スーパーマーケットチェーン。関東圏で食品スーパーマーケット「エコス」「TAIRAYA」を運営(グループ店舗数128、2021年2月)。傘下にスーパー「たいらや」、「マスダ」、「フードセンター」を持つ。)

第56期:2021年2月期

定時株主総会:2021年5月26日

インターネット議決権行使:可(三菱UFJ信託銀行)

議決権行使の方法:総会出席

議決権行使の基準

以下の基本方針に基づいて議決権行使いたします。

議決権行使の結果

招集通知と同封されている資料があればそれらを基に議決権の行使を行っています。

それら以外では、マネックス証券の銘柄スカウターや当社の決算短信、ある場合には決算説明資料等も参考にしています。

第1号議案:剰余金の配当の件:反対

配当関連指標

一株当たり配当45円通期中間配当無総額5億円
前期配当40円増減配+5円
配当性向31%
自社株買い有り*

(*2021年2~3月、20万株、4億円)

資本関連指標

営業CF68億円(5期平均)48億円
投資CF-12億円(5期平均)-22億円
設備投資22億円(5期平均)23億円
現金等残高106億円(5期前)30億円
投資有価証券10億円
有利子負債134億円(5期前)145億円
自己資本比率34%(5期前)24%
ROE10.1%(5期平均)15.4%

投資CFのマイナスは20億円強で概ね設備投資で必要としている金額と同水準。2021年2月期の設備投資の内容は店舗の新設や既存店舗の改装に係るものとなっており、例年通りの内容。

営業CFはここ数年40億円水準だった当期は68億円と一段高になっている。

配当について、7期連続で5円ずつの増配には好感が持てるが、還元の方針は明確ではなく、当期のCFの伸びとの比較においては物足りないと言わざるを得ない。

余力は十分にあると考え、提案には同意しない。

第2号議案:取締役12名選任の件:反対

第3号議案:監査役3名選任の件:反対

第4号議案:補欠監査役3名選任の件:反対

第2~4号議案について、取締役・監査役の選任に関する議案は選任後の主に取締役会の全体像を基に一括で判断する。

今回、取締役は13名から1名減員し、12名選任の提案。

独立した社外取締役の割合は基準としている1/3を満たしていない(2/12)。

女性取締役は1名。

取締役候補者についての選任理由の説明が通り一遍の内容で具体性に欠けており、また、役割が明確になっていない方も見受けられる。

一昨年に3名増員し11名から14名になり、昨年13名、今回12名の提案となっている。依然として総人数も多く、経営の効率やスピード、適正性を考えれば減らしても良いのではないか。

また、当期は営業利益の過半を吹き飛ばす大幅な減損損失が発生している。この点について、経営からのメッセージは不十分と考えている。

総じて、提案には同意しない。

第5号議案:退任取締役に対し退職慰労金贈呈の件:賛成

株主総会の決議の内容を取締役会に一任というのは好ましいと考えていないが、ここ数年の業績を鑑みれば、支給について特に異を唱えるものではない。

総評

売上高営業利益率について、以下の通り、ここ数年は3%を超える水準で推移しており、現状の店舗網やそれを支えるサプライチェーンを主体とした当社事業の強みの証左と認識しています。(積極的な減損損失により営業費用が抑えられている点には留意する必要があると考えます。)

コーポレートガバナンスの観点からは、社是の「正しい商売」にあるようにお客さまへはしっかり向き合っているように見えますが、IR等から判断する限り、その他のステークホルダーへはあまり目が向けられていないように思います。

また、対処すべき課題として挙げている①商品力②サービス向上③ウィズコロナ対応の3点の重点施策は、いずれも店舗運営に関する内容にとどまり、事業全体もしくは経営の視点からは物足りないですね。

(マネックス銘柄スカウターより抜粋)
7520 エコス
スポンサーリンク
シェアする
あんどらをフォローする
スポンサーリンク
零細株主生活
タイトルとURLをコピーしました