【議決権行使】7628 オーハシテクニカ 第68期:2020年3月期 賛成:0/4 [導入中の買収防衛策は、この資産状況であれば今後も継続されかねない懸念] 

7628 オーハシテクニカ
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概要

株式会社オーハシテクニカ(独立系の自動車部品メーカー。自動車部品設計・販売、携帯電話・ゲーム機用ヒンジ部品等の製造販売。)

第68期:2020年3月期

定時株主総会:2020年6月25日

インターネット議決権行使:不可(三井住友信託銀行)

議決権行使の方法:郵送

議決権行使の基準

以下の基本方針に基づいて議決権行使いたします。

招集通知

議決権行使の結果

招集通知と同封されている資料があればそれを基に議決権の行使を行っています。

それら以外では、マネックス証券の銘柄スカウターや当社の決算短信、ある場合には決算説明資料等も参考にしています。

第1号議案:剰余金処分の件:反対

一株当たりの配当金26円(通期で52円、総額約8億円)

前期の48円から4円の増配(+8%)(確認した範囲で2013年3月期以降増配継続中)

配当性向約31%(配当性向に関する方針の記述は見当たらない)

2020年5月15日に以下の内容で自社株買いを行うリリース有り

  • 上限:21万株、3億円
  • 期間:2020年5月19日~9月18日

現金等残高は約220億円(他に投資有価証券約14億円)

有利子負債無し

自己資本比率74%

(マネックス銘柄スカウターより引用)

投資CFには投資有価証券の取得や売却・償還ばらつきが大きく資金のニーズを推しはかる参考にならないため、設備投資額の推移を確認する。概ね安定した資金ニーズがある模様だが、27億円だった2017年3月期を除けば10億円以内に収まっている。2020年3月期の設備投資総額は9億円で、主には国内・海外における機械設備および金型の取得等に係るものとなっている。

営業CFは近年30~40億円の水準で安定している。

配当性向は30%を超えており自社株買いを実施していることに好感は持てるが、現金等残高は上記グラフの青棒の伸びの通り毎年積み上がっている状況。資産合計の5割、現時点の時価総額約240億円の9割となっている。

有利子負債はゼロで自己資本比率も高い状況を鑑みれば、還元は不十分と考える。

また、導入中の買収防衛策は2021年6月の総会時までとなっているが、この資産状況であれば今後も継続されかねない。

提案には同意しない。

第2号議案:取締役(監査等委員である取締役を除く。)3名選任の件:反対

第3号議案:監査等委員である取締役3名選任の件:反対

第4号議案:補欠の監査等委員である取締役1名選任の件:反対

第2~4号議案について、監査等委員会設置会社は、監査等委員である取締役も含めた選任後の全体像で合わせて判断することとしている。

独立した社外取締役の割合は基準としている1/3を満たしている(2/6)。取締役(監査等委員である取締役を除く。)に社外取締役はいない。

女性取締役はいない模様。

取締役候補者についての選任理由の説明が通り一遍の内容で具体性に欠けている。社外取締役のうち一人は経営について十分な経験がある人をいれてほしい。

総じて、提案には同意しない。

議決権行使のための取り組み

議決権行使のための情報開示については、内容そのものや読みやすさなど、企業によって大きな差があります。

主に招集通知とその他の同封資料は企業側から株主に対するメッセージと考えていますが、それらが個人の零細株主目線で、議決権行使をするにあたってどれだけわかりやすいものになっていたかを何らかの形で記録として残したいため、上から目線で恐縮ですが、自身の判断で評価させていただきました。

A・B・C・Dの4段階です。

判定:B

今回のオーハシテクニカの招集通知はやや文字サイズが小さめなのが残念ですが、全体としては読みやすいものです。

冒頭には経営理念や経営方針、社長からのメッセージ、また末尾にはトピックスとしてイノベーションの実現に向けた取り組みなど、株主に対するコミュニケーションをポジティブに捉えています。

議決権行使はインターネット非対応です。

B判定とさせていただきました。

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