【議決権行使】8252 丸井グループ 第85期:2021年3月期 賛成:3/3 [順風とは言い難い環境下でも積極的な中期経営計画]

8252 丸井グループ
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概要

株式会社丸井グループ(丸井を中核とする持株会社。小売、フィンテックを営む。百貨店「マルイ」は首都圏中心に東海・関西・九州に25店舗、共同店舗型ショッピングモール「モディ」は6店舗、自主・プライベートブランドの開発・運営とカード部門「エポスカード」を展開。)

第85期:2021年3月期

定時株主総会:2021年6月25日

インターネット議決権行使:可(三菱UFJ信託銀行)

議決権行使の方法:未定

議決権行使の基準

以下の基本方針に基づいて議決権行使いたします。

議決権行使の結果

招集通知と同封されている資料があればそれらを基に議決権の行使を行っています。

それら以外では、マネックス証券の銘柄スカウターや当社の決算短信、ある場合には決算説明資料等も参考にしています。

第1号議案:剰余金の処分の件:賛成

配当関連指標

一株当たり配当26円通期51円総額110億円
前期配当50円増減配+1円
配当性向470%
自社株買い有り*

(*2021年5月~2022年3月、1800万株上限、300億円上限)

資本関連指標

営業CF222億円(5期平均)46億円
投資CF-162億円(5期平均)-86億円
設備投資106億円(5期平均)112億円
現金等残高412億円(5期前)326億円
投資有価証券421億円
有利子負債4846億円(5期前)3613億円
自己資本比率32%(5期前)39%
ROE0.8%(5期平均)6.6%

投資CFのマイナスは5期平均で86億円。主には設備投資で毎年100億円程度の資金は必要としている模様。他にフィンテック関連の事業への投資を行っており、年によりばらつきがある。

営業CFについて、割賦売掛金の増減が大きく実態がつかみづらいが、5期平均で46億円とその数字からは設備投資や配当を賄うのに十分な水準とはいえない。

中期の資本政策として、添付の通りバランスシートの見直しを進め、5年間で資本の最適化とその過程で1000億円の株主還元を計画している。

コロナ禍で傷んだ足元の事業環境から、原資となる営業CFの見込みの確度には注視が必要かもしれないが、積極的な政策とその開示姿勢は高く評価したい。

総じて、提案には同意する。

(丸井グループ中期経営計画の策定についてより抜粋、P3)

第2号議案:取締役6名選任の件:賛成

第3号議案:補欠監査役1名選任の件:賛成

第2~3号議案について、取締役・監査役の選任に関する議案は選任後の主に取締役会の全体像を基に一括で判断する。

今回8名から2名減員し6名の提案。うち、3名は新任。

独立した社外取締役の割合は基準としている1/3を満たしている(3/6)。半数を社外として透明性が高まることが期待されている。

女性取締役は2名。

取締役候補者についての選任理由の説明は、一人一人丁寧に書かれており、それぞれが求められる役割が比較的明確になっている。

取締役会全体のバランスもとれているように見受けられる。

全体として、提案に同意する。

総評

小売としての「丸井」は売上を減らしつつも利益を上げてきましたが、今回のコロナ禍で大きくダメージを受けています。(添付参照)

一方、もう一つの柱のフィンテック事業について、当期は利息返還損失引当金の繰入による特損を計上していますが、それを外して見れば好調で、グラフにはありませんが今期は前期を上回る410億円の利益の見込みです。

このような、必ずしも順風とは言い難い環境下でも積極的な中期経営計画を開示する経営姿勢が非常に頼もしいです。

コーポレートガバナンスの改善にも取り組んでおり、今後の進捗が楽しみな企業です。

(マネックス銘柄スカウターより抜粋)
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