【議決権行使】8881 日神グループ 第47期:2021年3月期 賛成:1/4 [経営計画には売上だけでなくROEへの言及や資本政策などの説明を]

8881 日神グループ
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概要

株式会社日神グループホールディングス(日神不動産、多田建設を中核とする不動産デベロッパー。首都圏で不動産、建設、賃貸管理の各事業を営む。日神不動産はファミリー向けマンション「パレステージ」、単身者・DINKS向け投資用マンション「デュオステージ」の企画・販売。多田建設はマンション等の建築、土木工事を行う。)

第47期:2021年3月期

定時株主総会:2021年6月25日

インターネット議決権行使:可(みずほ信託銀行)

議決権行使の方法:インターネット

議決権行使の基準

以下の基本方針に基づいて議決権行使いたします。

議決権行使の結果

招集通知と同封されている資料があればそれらを基に議決権の行使を行っています。

それら以外では、マネックス証券の銘柄スカウターや当社の決算短信、ある場合には決算説明資料等も参考にしています。

第1号議案:剰余金の処分の件:反対

配当関連指標

一株当たり配当18円通期中間配当無総額8億円
前期配当18円増減配±0円
配当性向25%
自社株買い無し

資本関連指標

営業CF120億円(5期平均)68億円
投資CF-73億円(5期平均)-20億円
設備投資*(5期平均)
現金等残高370億円(5期前)172億円
投資有価証券35億円
有利子負債292億円(5期前)294億円
自己資本比率57%(5期前)46%
ROE5.7%(5期平均)8.6%
*特記すべき事項はありませんと記載あり

投資CFについて、設備投資は特記すべき事項はないと記載があるがキャッシュフロー表から判断するに数億円の有形固定資産の取得に資金は必要としている模様。

営業CFは棚卸資産や仕入債務の増減で大きく振れるが十分な水準で、添付グラフの青棒の通り現金等残高は毎年積み上がり370億円となっている。これに含まれない定期性預金も200億円程度あり、資産の過半が現預金等となっている。

このような状況下で配当性向も25%と決して高くなく、一時は10%を超えていたROEも5%台まで年々低下している。

先日発表された「長期ビジョン・中期経営計画」も、事業の数値については添付にあるような売上の説明に終始しており、これだけの資産を抱えながら、ROEへの言及や資本政策などの説明はない。

提案には同意しない。

(マネックス銘柄スカウターより抜粋)
(長期ビジョン・中期経営計画より抜粋、P5)

第2号議案:取締役1名選任の件:反対

第3号議案:退任取締役に対する退職慰労金及び創業者功労金贈呈並びに役員退職慰労金制度の廃止に伴う打ち切り至急の件:反対

第4号議案:取締役に対する株式報酬制度導入の件:賛成

本来であれば行使基準に基づいて取締役会のバランスなど判断するところではあるが、「長期ビジョン・中期経営計画」の内容から現在の経営陣に対する評価という観点で、第2~3号議案については同意しない。

第4号議案の株式報酬制度導入については、制度の巧拙や賞与の額の多寡はわからないが、 企業価値を上げるという点で株主と同じ方を向けるとすれば導入に異論はない。

総評

「売上至上主義」が色濃く残っている企業と見ています。

「長期ビジョン・中期経営計画」の内容は売上の説明に終始しており、利益については資料の中で添付にあるような数字が載っているだけでした。

(長期ビジョン・中期経営計画より抜粋、P11)
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