【議決権行使】8897 タカラレーベン 第48期:2020年3月期 賛成:1/4 [還元水準は十分ですが、足元の財務状況から継続性にやや不安] 

8897 タカラレーベン
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概要

株式会社タカラレーベン(マンション開発会社。東武東上線沿線の東京都城北部と埼玉県南部を地盤に、東北・北陸・近畿エリアで分譲マンション「レーベン」・コンパクトマンション「ネベル」シリーズの企画・販売。)

第48期:2020年3月期

定時株主総会:2020年6月29日

インターネット議決権行使:可(三井住友信託銀行)

議決権行使の方法:総会出席

議決権行使の基準

以下の基本方針に基づいて議決権行使いたします。

招集通知

議決権行使の結果

招集通知と同封されている資料があればそれを基に議決権の行使を行っています。

それら以外では、マネックス証券の銘柄スカウターや当社の決算短信、ある場合には決算説明資料等も参考にしています。

第1号議案:剰余金の処分の件:賛成

一株当たりの配当金13円(通期で19円、総額約21億円)

前期の16円から3円の増配(+19%)

配当性向約38%(配当性向は中計でを25%~30%程度とすることを掲げている)

自社株買い等に関するリリース無し

現金等残高は約350億円(他に投資有価証券約44億円)

有利子負債約1100億円

自己資本比率26%

(マネックス銘柄スカウターより引用)

投資CFのマイナスは近年大幅に増えており、過去5期の平均で約300億円。2020年3月期の設備投資総額は約290億円で、主には事業用資産の取得等となっている。

営業CFはたな卸資産の増減により、年により大きく振れている。過去5期の平均は約210億円で、投資CFを賄うだけのキャッシュを得られていない。設備投資の資金は借入金にも頼っており、上記グラフの緑棒の通り有利子負債は増加傾向にある。

配当性向は基準としている30%を満たしており、提案には同意する。

還元水準は十分だが、足元の財務状況から、継続性にやや不安は残る。

第2号議案:取締役13名選任の件:反対

第3号議案:監査役1名選任の件:反対

第4号議案:補欠監査役1名選任の件:反対

第2~4号議案について、取締役・監査役の選任に関する議案は選任後の主に取締役会の全体像を基に一括で判断する。

独立した社外取締役の割合は基準としている1/3を満たしていない(4/13)。

女性取締役は1名。

取締役候補者についての選任理由の説明が通り一遍の内容で具体性に欠けており、また、経営における役割が明確になっていない方も見受けられる。

総人数も多く、経営の効率やスピード、適正性を考えれば減らしても良いのではないか。

総じて、提案には同意しない。

議決権行使のための取り組み

議決権行使のための情報開示については、内容そのものや読みやすさなど、企業によって大きな差があります。

主に招集通知とその他の同封資料は企業側から株主に対するメッセージと考えていますが、それらが個人の零細株主目線で、議決権行使をするにあたってどれだけわかりやすいものになっていたかを何らかの形で記録として残したいため、上から目線で恐縮ですが、自身の判断で評価させていただきました。

A・B・C・Dの4段階です。

判定:C

今回のタカラレーベンの招集通知は全体として読みやすいものです。肝心の候補者紹介、選任理由などの部分の文字サイズが小さい点が残念に思います。

冒頭には社長からのメッセージとグループ企業理念がありますが、その他の内容は最低限入れておくべきものにとどまっています。

対処すべき課題について、企業価値の最大化や企業ビジョンの具現化は良いと思いますが、それぞれの項目に書かれている内容は具体性の点で物足りません。

決算短信に続いて開示されている決算説明資料もあわせて確認しています。セグメント別の事業説明は丁寧です。経営指標の達成へのアプローチが見えると良いと思います。

総合的に鑑み、C判定とさせていただきました。

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